トレジャーデータが提供するデジタルマーケター育成の本格的なオンライン教材、その中身とは?パートナー7社と共同開発(1/2 ページ)

トレジャーデータはzero to oneと共同で開発した、デジタルマーケター育成のためのオンラインプログラムに関する記者向けの説明会を実施した。

» 2018年05月24日 12時00分 公開
[冨永裕子ITmedia マーケティング]

 トレジャーデータはzero to oneと共同で開発した、デジタルマーケター育成のためのオンラインプログラムを2018年5月29日に提供開始すると発表した。受講費用は5万円(ID単位で課金)。2カ月の期間内であれば、用意した全てのカリキュラムを自由に履修できる。当面のビジネスターゲットとしては大企業を想定しており、2020年までに100社以上、数千人規模のデジタルマーケティング人材育成を目指す。

 同プログラムに関し、トレジャーデータは2018年5月22日に都内でプレスセミナーを開催し、その詳細について説明した。

産業界のニーズに即した人材育成をオンラインで

 今日、テクノロジーの進化によって生活者のコミュニケーション環境は様変わりした。それに伴い、企業においてもデジタルマーケティングへの取り組みが欠かせなくなりつつある。しかし、社内の誰もがデジタルツールを使いこなし、データを共通言語としてビジネスを進められるだけの知識を備えているかというと、必ずしもそうではないはずだ。

 トレジャーデータでマーケティング担当ディレクターを務める堀内健后氏は「使う人の知識やスキルに隔たりがあると、ソリューション活用にブレーキがかかってしまう。それによって最終消費者に混乱を与えることにもなりかねない。この状況を解決するには人材育成が重要」と訴える。

トレジャーデータの堀内健后氏 堀内健后氏

 こうした考えから、高度IT人材育成プログラムの提供を行うzero to oneと共に開発したのが、今回のプログラムだ。

 プログラムの内容は、以下に示す10のテーマ構成をビデオ教材で学ぶものであり、想定履修時間は20〜30時間。テーマごとに確認テストが設定されており、全てを履修すると修了証が授与される。

カリキュラム
第1章 マーケティング基礎
第2章 デジタルマーケティング基礎
第3章 コンテンツマーケティング
第4章 SEO&SEM
第5章 ソーシャルメディアマーケティング
第6章 ソーシャルメディア広告
第7章 ディスプレイ広告
第8章 モバイルマーケティング
第9章 マーケティングオートメーション
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