Twitter傘下のMoPub、広告効果検証ツールのIASとMoatに対応ビューアビリティ計測

TwitterのアドエクスチェンジであるMoPubはインテグラル・アド・サイエンス・ジャパンおよびMoatのSDKをMoPub SDKに統合したと発表した。

» 2017年09月01日 16時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

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 Twitter傘下のモバイルアプリ向けアドエクスチェンジであるMoPubは、広告の効果検証ツールを提供するIntegral Ad Science(以下、IAS)およびMoatと連携し両社のSDKをMoPub SDKに統合したと発表した。これにより、MoPubを利用する広告主は、アプリ内の広告在庫のビューアビリティの効果検証などにIASとMoatの指標を利用できるようになった。

 ビューアビリティをはじめ広告の効果検証は広告主にとって重要な課題になっている。一方で、信頼性の高い指標が提供できることはパブリッシャーにとっても収益性向上の鍵となる。しかし、広告主やDSPはまず広告検証のための信頼できるパートナーを探す必要があり、パブリッシャーにとっては、複数のSDKに対応することで多くのリソースと煩雑な作業が必要になるという課題があった。

 MoPubがIASとMoatのSDKをMoPub SDKに統合することで、MoPubプラットフォームに存在する4万9000を超えるアプリのパブリッシャーは、最新のMoPub SDKにアップデートするとすぐに、両社の効果検証がデフォルトで有効になり、パブリッシャーと接続済みのネットワークパートナーはMoPub SDKを通して純広告キャンペーンのビューアビリティも検証できるようになる。

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