チャネル横断のカゴ落ち防止施策でシルバーエッグ・テクノロジーとプレイドが連携Webサイト閲覧中と離脱後の両方でフォロー

プレイドはWeb接客プラットフォーム「KARTE」において、シルバーエッグ・テクノロジーと連携し、ポップアップやメールを活用してカゴ落ちを防止施策を実現するサービスを開始した。

» 2017年05月31日 16時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 プレイドは2017年5月30日、同社が提供するWeb接客プラットフォーム「KARTE」において、シルバーエッグ・テクノロジーと連携し、ポップアップやメールを活用することでサイト閲覧中と、サイト離脱後両方でにカゴ落ちを防ぐ施策を行えるサービスを開始した。

 同サービスでは、ユーザーのシナリオに合わせて、サイト離脱の直前とサイト離脱後、再来訪時の3つの場面でカゴ落ち防止施策を打つことができる。

 具体的にはまず、カートに商品を入れたままユーザーが離脱しそうになったタイミングでポップアップを表示し、サイト離脱の直前でのカゴ落ちを防止を図る。

ポップアップ表示例《クリックで拡大》

 サイト離脱後のカゴ落ち防止施策では、KARTEでカート内に商品が残っているユーザーのみを抽出し、KARTEのコミュニケーション機能「KARTE TALK」で個別にフォローメールを配信する。このメールに、シルバーエッグ・テクノロジーの「レコガゾウ」のタグを埋め込めば、カートに残っている商品の情報を自動的に取得し、画像として表示することもできる。また、サイト離脱後ある程度の時間が経過しているユーザーについては、カゴ落ち商品を表示するだけでなく、カゴ落ち商品からAIが算出した「そのユーザーが今興味を持ちそうな商品」を併せて提案することもできる。

カゴ落ちフォローメール送信例《クリックで拡大》

 再来訪時のカゴ落ち防止施策は、サイト離脱後に送付した個別メールを開封しなかったユーザーを対象にポップアップを活用して実施する。ユーザーの抽出はKARTEで行う。このようにチャネルを横断したアプローチを実施することで、長期的に離脱したユーザーにも通知できるようになり、さらなるカゴ落ち防止に貢献するという。

再来訪時のポップアップ表示例《クリックで拡大》

 また、同サービスは、アパレルメーカーのパルが運営するファッションECサイト「PAL CLOSET ONLINE STORE」に導入されている。

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