ガートナーが見解を発表、独自のIT予算を持つマーケティング組織を擁する国内企業の割合が2019年までに倍増新しいCRMに関して

2016年2月24日、ガートナーは年次イベントである「ガートナー カスタマー 360 サミット 2016」の開催に合わせ、マーケティングにはスピードと俊敏性に焦点を当てた新しいITアプローチが必要になるとの見解を発表した。

» 2016年02月24日 20時50分 公開
[ITmedia マーケティング]

 2016年2月24日、ガートナーは年次イベントである「ガートナー カスタマー 360 サミット 2016」の開催に合わせ、「ほとんどの新しいマーケティングテクノロジーイニシアチブには、セキュリティと精度よりもスピードと俊敏性に焦点を当てた新しいITアプローチが必要になる」との見解を発表した。

 その一方で、ガートナーではマーケティング部門をサポートするITアプリケーションリーダーのうち、2018年までにスピードと俊敏性を重視したIT戦略を掲げるリーダーは、わずか25%にとどまると予測している。

 ガートナーでリサーチ担当バイスプレジデントを務めるキンバリー・コリンズ氏 は「マーケティングは、常に革新と競争上の差別化が重視される領域でしたが、新たにソーシャル、モバイル、ビッグ・データ、モノのインターネット(IoT) の技術が注目されるようになり、マーケティング担当者にとって過剰なほどの新たなアイデアが開かれました」とコメントしている。そして、市場の変化に後れを取らないように、事業部門とIT部門の両方にスピードと組織的な俊敏性が求められるという。

 ガートナーが発表した、他の新しいCRMの展望は次の通り。

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