リーグルは2016年2月1日、既存顧客のロイヤルティを測り、課題を可視化することで売り上げ向上を図るNPSベースセールス・マーケティングコンサルサービス「Leagle Survey」の提供を開始した。
オープンアソシエイツグループでB2Bにおけるセールス/マーケティングのコンサルティングを手掛けるリーグルは2016年2月1日、顧客ロイヤリティーを測る「Net Promoter Score(ネットプロモータースコア。以下、NPS)」をベースとしたサーベイ結果を基に、既存顧客からのアップセル/クロスセルを増やすことを目的としたセールス・マーケティングコンサルサービス「Leagle Survey(リーグル サーベイ)」の提供を開始した。B2B企業の顧客ロイヤリティーを可視化し、「企業のファン」の割合を増やすことで、収益のある企業成長の実現を支援する。
具体的には、ヒアリングで現状整理と仮設構築を行い、それに基づいたアクションプランを作成。その後実施するサーベイは、調査票の作成から実行、集計もワンストップで行い、各顧客タイプのレポートを作成する。この結果を基に、リーグルの担当者が各顧客タイプに合わせたセールス活動を実施し、企業のファン層を増やす。最終的にセールス活動の結果をレポートにまとめ、その後もPDCAサイクルを回し、顧客ロイヤリティーを高めながら、アップセル/クロスセルを図り、顧客企業の売り上げ増に貢献していく。
B2C企業では広く行われている顧客ロイヤリティー調査だが、B2B企業への浸透度は浅く、またB2B企業は販売チャネルが複雑なため、メーカーは直接ユーザーの声を取るのが難しいという課題があった。リーグルでは、B2B企業から寄せられる「更新/リピート購入してくれない」「既存顧客へのアップセル/クロスセルができていない、仕方が分からない」「製品/サービスに満足しているのか分からない」といった課題を解決すべく、今回Leagle Surveyの提供に至った。リーグルでは、IT業界でクライアントのセールス・マーケティング活動に貢献するため、今後もサービスの拡充を図っていきたいとしている。
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