富裕層女性のお小遣いは月20万円以上、電通とハースト婦人画報社が共同調査日本の富裕層世帯女性300人の意識・消費行動

電通とハースト婦人画報社は2015年6月24日、世帯資産1億円以上もしくは世帯年収2000万円以上の富裕層世帯の女性300人を対象に共同で行った「意識・消費行動調査」の結果を発表した。

» 2015年06月24日 16時00分 公開
[岩崎史絵ITmedia マーケティング]

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 世帯資産1億円以上は日本全人口の約6%、世帯年収2000万円以上は日本全人口の約1%とされている。この調査は2015年2月に実施されたもので、参考として電通が独自に行っている一般女性に関するデータ「d-campX調査」と比較している。

 1カ月間で自由に支出できる金額で見ると、一般女性の93.3%が5万円未満であるのに対し、富裕層の場合は27.5%が「20万円以上(「上限なし」の16.8%を含む)」となった。資産運用についても富裕層の61.5%が関心があり、実際に運用を行っている割合は35.0%で。対照的に、一般女性で資産運用に関心があるのは25.5%、実際に行っているのは7.2%にとどまった。

 その他、投資対象としては、スポーツクラブへの入会やヨガ、ピラティス、ゴルフなどの「スポーツ」、次世代への教育にも積極的で、また美容関連への支出に関しても、一般女性が22.3%なのに対し、富裕層女性は44.3%という結果が出た。

 日本の富裕層女性のタイプは、大きく「しっとり・大和撫子タイプ」「全力投球・人生謳歌タイプ」「ふんわり・守られタイプ」「ミーハー・キラキラタイプ」「無自覚・隠れタイプ」の5つのグループに分類できるという。各グループの特徴は以下の通りだ。

しっとり・大和撫子タイプ

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