リテンション広告でアプリを再使用するユーザーは10〜20%、スケールアウトとD2C Rが調査ゲームアプリ業界注目の広告

スケールアウトは2月23日、ゲームアプリ業界で注目される「リテンションマーケティング」について、D2C Rと共同調査を実施したことを発表した。

» 2015年02月24日 16時00分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 “retention”とは「保持」という意味。リテンションマーケティングとは、既存顧客との関係性を維持するためのマーケティング活動全般を指す。モバイルアプリ市場では、過去にアプリをダウンロードしたものの使わなくなったユーザーや、またはアンインストールしたユーザーを呼び戻す活動として現在注目度が高まっている。

 本調査で10代〜50代の男女に対し「過去に使っていたアプリの広告を見て、使用を再開したことがあるか」と尋ねたところ、10代/30代/50代の男性では使用を再開したことがあるユーザーが全体の26〜29%と高く、対して最も低いのは40代女性の「15%」であることが分かった。ただし、以前使っていたアプリの広告を見て使用を再開したことがあるユーザーは、全体で10〜20%いることが分かり、広告で効果的なリテンションが実現すれば、そのアプリの使用を再開する可能性が高いと見ることができる。

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