方法論――まずは仮説検証結果の数字を共有し、モチベーションを高める、千趣会の事例からAdobe Digital Marketing Forum 2013

「Adobe Digital Marketing Forum 2013」から「デジタルマーケティングによる先進ターゲティング事例」として千趣会のセッションを取り上げる。

» 2013年06月26日 11時07分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 「Adobe Digital Marketing Forum 2013」で行われた、千趣会 販売戦略部 販売戦略チーム 光本 圭一氏のセッション「あなたの心を狙い撃ち! ベルメゾン ターゲティング戦略」では、同社で行われている具体的な仮説/検証の方法論について説明した。

 カタログ通販大手の千趣会は1955年、もともとはこけし人形頒布会主催ビジネスを中心に販売網を展開。1976年にカタログ誌『ベルメゾン』を創刊し、順調にビジネスを拡大してきた。現在通販の会員数は約409万人(インターネット会員数/頒布会購入者は除く)、カタログ部数は年間6600万部超、取扱品物点数は年間9万点以上に上るという。会員の大半は女性とのことで、同社の企業スローガンにも「ウーマン スマイル カンパニー」と銘打っている。

分析や仕様書作りはすべて戦略立案チームが行う

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