トランスコスモスは5月8日、ネット広告事業を展開するジーニーと業務提携を締結したと発表した。
両社共同で、メディア事業の強化ならびに優良なオーディエンスターゲティング広告の提供を目指す。また本発表に先立ち、トランスコスモスはジーニーの第三者割当増資を引き受け、資本参加した。
トランスコスモスは、コールセンターやデジタルマーケティングサービス、ビジネスアウトソーシングサービスを展開し、マーケティングの最適化や収益向上ソリューションを提供してきた。一方、2010年4月に設立されたジーニーは、最新の広告テクノロジーを適用したメディア向けの広告収益最大化プラットフォーム「Geniee SSP」を開発/提供しているほか、日本を含め世界10カ国を対象にした広告配信最適化プラットフォームの提供、海外アドネットワークとの提携などにより、メディア/広告主の収益向上を支援している。
今回の提携により、トランスコスモスはメディア事業を強化するほか、ジーニーのGeniee SSPとトランスコスモスの広告配信プラットフォームの連携による独自サービスの開発、オーディエンスデータと連携した広告配信プラットフォームの企画開発を進めていく。
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