スパイアの開発したディスプレイ広告のクリックポイント可視化ツールはピクセル単位で、クリエイティブのどこがクリックされたか分かる精度を持つ。
スパイアは10月15日、第三者配信サーバを活用した広告主向け「ディスプレイ広告のクリックポイント可視化ツール」の提供開始を発表した。同ツールでは従来のディスプレイ広告では困難だった「掲載媒体のユーザーがクリックしたポイント」を可視化することで戦略的なクリエイティブ作成が可能となる。
同ツールを使用すると、例えば下記の図のようにクリックポイントを可視化し、クリエイティブ内のどの要素がクリックを誘引しているのか、データを抽出し、クリックされた箇所を1ピクセル単位で図内に配置し、可視化できる。
また、クリエイティブ内の要素ごとのクリック促進効果が明確になり、ユーザー動向や各要素の相関関係を把握することができる。例えば「質問」「YES or NO」という文言を掲載したクリエイティブの場合、その「質問」に対して「YES or NO」どちらが多くクリックされているかで、ユーザー動向を把握することが可能となる。
スパイアは「CTRの向上など、広告掲載後のクリエイティブを分析/最適化できる」としている。
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