Apache Solrなどをベースに、自然言語処理や分散処理、リアルタイム検索など拡張機能を追加している。
ブレインズテクノロジーは3月12日、1000万件規模の文書検索に対応できるというエンタープライズサーチエンジン「Neuron」を4月1日からオープンソースとして無償公開すると発表した。併せて機能拡張を図った有償のオプションやサポートも提供する。
Neuronは、オープンソースの検索エンジンApache SolrやApache ManifoldCFなどをベースに独自開発したもの。WindowsやUnixなどの共有サーバやWebシステム内の検索が可能なほか、Active DirectoryやNTFS、LDAPを連携したアクセスコントロールに対応、形態素解析ライブラリやN-Gramを活用して日本語検索の精度も向上させたという。またApache Solr 4.0に先行対応して、分散処理やリアルタイム検索も行えるようにしている。
有償オプションではRDBMSやLotus Notes、SharePointの検索にも対応するほか、機械学習による自動分類、検索機能のパーソナライズも行える。価格は150万円から。導入や保守のサポートも有償で提供する。
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