電通とADKがネット系メディアレップ新会社を共同出資で設立。新会社を核に協業も進めていくという。
電通とアサツーディ・ケイ(ADK)は7月27日、共同出資によるインターネット系メディアレップを8月1日付けで設立すると発表した。両社は今後、新会社を核にデジタル分野全般で新しいビジネスモデル開発に取り組むなど、協業を進める。
新会社は「ADKデジタル・コミュニケーションズ」で、10月1日の営業開始を予定している。資本金は1億円。ADKが51%、電通のデジタル中間持ち株会社、電通デジタル・ホールディングス(DDH)が49%を出資する。社長にはADKの戸嶋次介メディア・コンテンツセンター新聞本部長が就任し、社員50人でスタートする。
新会社はDDHグループと連携しながらメディアオペレーション業務の効率化を図っていくとしている。また新会社を核に両社の協業も進めていく。
電通とADKは今後もデジタル分野の営業機能を独自に維持・強化し、現在の競争関係が継続することに変わりはないとしている。
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