企業にWebサイトのモバイル最適化を呼び掛けているGoogleが、Webサイト作成サービス「Google Sites」に自動モバイル最適化機能を追加した。
米Googleは6月23日(現地時間)、Webサイト作成サービス「Google Sites」に、Webページをモバイル端末で表示する際、自動的に最適化する機能を追加したと発表した。同サービスで作成したWebページにiOS 3.0以降、Android 2.2以降を搭載したスマートフォンからアクセスすると、モバイル向けページが表示される。
日本語版のGoogle Sitesにはまだこの機能は追加されていないが、英語版であれば既に利用できる。有効にするには、Google Sitesのページで右上の[More actions]を選び、[Manage site]→[General]を選択して「Automatically adjust site to mobile phones」をチェックする。これで、対応するモバイル端末からページにアクセスすると、ページの横幅やトップバー、ナビゲーション、リンクの表示などがモバイル用に調整されたページが表示される。
同社は最近、ユーザーがいかにモバイルを検索やショッピングに利用しているかを示す市場調査結果を発表し、企業はもっとモバイルを重視して少なくとも自社のWebサイトをモバイルに最適化するべきだと呼び掛けている。
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