NECビッグローブは、商品やサービスがTwitter上でどのような評判になっているかを分析する企業向けサービスの提供を開始した。
NECビッグローブは4月5日、Twitterに投稿された企業の情報や評判を分析するサービスの提供を開始した。企業名や商品名などがTwitter上でどう伝播しているかを把握できるのが特徴。企業の要望に応じて、2種類のメニューを用意している。
サービスの名称は「ツイッターデータ分析サービス」。テキストマイニング技術を活用し、140文字以内の文字数のツイート(つぶやき)から、設定したテーマの文字を抽出し、評価や評判の変化を分析できる。投稿されたツイートとリツイートを分けて計測し、投稿者のフォロワー数を加味した発言内容の伝播状況も把握できるとしている。
サービスメニューは2種類。「モニタリングサービス」は、Twitterにおける商品名や企業名の投稿度合いを分析したデータとグラフを提供する。ツイートの投稿数やリツイートの比率などをグラフに図示し、投稿内容の全文や投稿者のフォロワー数を日時で提供する。設定できるテーマは1つで、月額10万円(税別)。
「レポーティングサービス」は、Twitterアカウントを運営する企業向けのサービス。Twitter上でのツイートの広がりや利用者の反応などのデータをグラフで図示する。1つのテーマを設定できる「ベーシック」メニューは月額20万円(税別)、3つのテーマを比較できる「スタンダード」メニューは月額40万円(税別)としている。
広告代理店やPR会社を中心に、2011年度までに100社へのサービス提供を目指す。
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