視聴者が画面に「くぎづけ」になったのはどのシーンだったのか。
REVISIOは、2024年12月31日に放送された第75回NHK紅白歌合戦において最も注目度の高かったシーンを分析し、結果を公開した。
ここで言う注目度とは、テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表す。同社は独自開発した人体認識技術を搭載した調査機器を家庭のテレビに設置し、テレビ番組・CMの視聴分析サービスを広告主、広告会社、放送局などに向けて提供している。
注目度が高かった歌手によるパフォーマンスシーンの1位から5位は以下の通りだ。
※注:審査シーンなど、歌手によるパフォーマンスシーン以外はランキングの対象外
1位は、B'zのパフォーマンスだった。当初予定ではNHK連続テレビ小説「おむすび」(今回司会を務めた橋本環奈さんが主演)の主題歌「イルミネーション」を会場外の特設ステージで歌唱するだけの予定だったが、演奏終了後にNHKホールに移動し、平成の大ヒット曲「LOVE PHANTOM」「ultra soul」の2曲を披露し、視聴者のみならず出演者も驚かせた。
3位は後半2番目のプログラムとなった特別企画「ディズニーファンタジーメドレー」でのシーン。東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」を舞台に映画『ピーター・パン』の劇中歌「きみもとべるよ!」を紅白初出場の2組のメンバーが歌唱した。
4位はNHK連続テレビ小説「虎に翼」(こちらはもう一人の司会である伊藤沙莉さんが主演)の主題歌である米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」の歌唱シーン。ドラマの特別版が放送された後、米津玄師さんのバックで出演者が踊る演出で盛り上がった。
5位は後半のトップバッターCreepy Nutsによる「Bling-Bang-Bang-Born」の歌唱シーン。テレビアニメ「マッシュル」主題歌で「BBBBダンス」がTikTokで大ブレイクした、2024年を代表する一曲だ。
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