「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10（2024年12月）：「テクノグラフィック」で読み解くMarTechの現在

今週は、マーケティングオートメーション（MA）ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

[TecPlus]

　今週は、マーケティングオートメーション（MA）ツールの売れ筋TOP10です。

　前月から、ランキングに動きはありませんでした。「Marketing Cloud Account Engagement」は首位をキープしてはいるものの、8月度から減少傾向が続いています。2位の「Hubspot」との差が、わずか25ドメインとなりました。

2025年に向けたMAのトレンド

　オーストラリアのマーケティングエージェンシーのsitecentreがまとめた、2025年に向けたMAトレンドを紹介します。

　2025年に向けて、MAを取り入れることは非常に重要です。すでに、2023年からMAを導入している場合は、現在のトレンドに合わせて戦略を強化する絶好のタイミングです。
　結論として、最新のMAトレンドを追うことはビジネスの着実な成長を支えるだけでなく、顧客との長期的な関係構築やEコマースストアへの訪問者数の増加にも貢献します。
　規模の大きさにかかわらず、優れたMAプラットフォームはビジネスに大きな変革をもたらします。リードの育成からセールスファネルまでの導線作りや顧客の転換率の向上に至るまで、MAは煩雑なタスクを排除し、ビジネスを一段上のステージへと押し上げます。
　従って、マーケティング戦略を見直すことがビジネスを前進させる鍵となるのです。

出典：Marketing Automation Trends（外部リンク／英語）

　コミュニケーションや働く環境の変化、変化する価値観などといった、昨今のマスメディアがリーチできないターゲット層に対するマーケティング戦略をまずしっかり立てた上で、ITとしてのMA戦略が必要です。

この連載について

　TecPlus（テックプラス）はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ（テクノグラフィック）サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始？」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている？」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング（直近1カ月）を週替わりで紹介します。