ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。
SNSマーケティング支援サービスを手掛けるホットリンクは、X(旧Twitter)やInstagramの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査し、結果を公表した。調査結果では、リポストや返信なども含めた全ての投稿を「言及数」、リポストや返信を除いたオーガニック投稿を「UGC数」と表している。
ホットリンクの分析ツール「クチコミ@係長」を使用してXでの「ハロウィーン」に関する投稿数を調べたところ、2024年のハロウィーン当日のUGC数は約77万件で、前年比で約1万8000件増加したことが分かった。
この数字は2024年エープリルフールの約65万件やバレンタインの約53万件よりも多く、ハロウィーンがこの2つのモーメントを大きく上回る盛り上がりを見せていることが分かった。
クチコミ@係長を使い、2024年の9月1日から11月7日までのハロウィーンに関する言及数の推移を見ていくと、2024年の9月1日から26日は3000件〜10万件。9月27日に15万件を超え、その後もハロウィーン当日に向けてじわじわと増えていき、10月25日は67万件を超えた。前日である10月30日は約114万件、ハロウィーン当日の10月31日は約406万件、11月1日は約160万件、11月2日は52万件、以降は9月初旬と同様の数値となった。
このことから、ハロウィーンに関する言及数は、ハロウィーン一週間前の10月25日前後から盛り上がり始め、10月31日ピークを迎えることが明らかとなった。
次に、2024年のハロウィーン当日のハロウィーンに関する言及数の推移を見ると、12時と16時以降に盛り上がり、21時にピークを迎えていた。これはXの通常のゴールデンタイムと同様の傾向だ。
企業によるハロウィーン関連キャンペーンはここ数年で定着し、プロモーション活動実施の重要なモーメントの一つとして認識されている。ホットリンクは、企業がキャンペーンを実施する場合は、当日の1週間以上前からの展開がより効果的だとコメントしている。
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