Metaは、テキスト共有アプリ「Threads」で、プラットフォーム上で話題になっているトピックを表示する「トレンドランキング」機能のテストを日本で開始すると発表した。
Metaは2024年10月28日(米国時間)、テキスト共有アプリ「Threads」で、プラットフォーム上で話題になっているトピックを表示する「トレンドランキング」機能のテストを日本で開始することを発表した。
Threadsの現在の月間アクティブアカウント数は1億7500万超(2024年7月発表時点)。本機能は2024年3月から米国で提供しているもので、米国以外の国や地域で導入するのは今回が初めてとなる。まずは一部の国内利用者に向けてテストを開始し、順次対象を拡大する予定だ。
トレンドランキングはThreadsの検索画面で見ることが可能で、AIによって選ばれた最大5つのトピックが表示される。それぞれのトピックをタップすると検索結果が表示され、関連投稿を通じて他の利用者がどんな会話を楽しんでいるのかを簡単に発見することができる。ランキングに表示される内容は利用者ごとにパーソナライズされるのではなく、日本の利用者全体の中でトレンドになっているトピックを表示する仕組みだ。
AIシステムは関連する投稿がシェアされた件数や、それらの投稿に反応している利用者の数など、様々なシグナルを基に、Threads上で利用者がどんなことについて会話しているのかを判断する。トピックはThreads上で話題になっている全ての投稿から選ばれており、利用者が新たにシェアしたコンテンツに限定されるわけではない。
トピックが選ばれると、その結果や関連投稿をコンテンツ専門家のチームが審査する。このチームはトピックをキュレーションするのではなく、AIによって選ばれたトピックや関連投稿がコミュニティガイドラインやおすすめに関するガイドラインに違反していないかどうかを確認する役割を果たす。また、同時に表示するトピックのうち重複しているものはないか、誤解を招く内容は含まれていないかなども確認する。
AIがガイドラインに違反しない適切なトピックを表示するよう、Metaでは継続して関連する技術をテストし、改善に取り組んでいる。問題があると思われるトピックが表示された場合にはランキングの中から該当するトピックをタップし、右上に表示される「・・・」を選んで「トピックを報告」をタップすると報告することができる。
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