マイボイスコムは「消費意識」に関する調査を実施。支出と収入、購買意欲の変化、消費行動などについて聞いた。
マイボイスコムは10回目となる「消費意識」に関するインターネット調査を実施した。同調査によると、1年前と比較して生活全体の支出額が増加したと回答した人(「増えた」「やや増えた」の合計)は51.5%にの上った。前回調査と比べて微増している。
一方、1年前と比較して収入が増加したと回答した人(「増えた」「やや増えた」の合計)は17.6%だった。この割合は前回調査の結果(13.8%)と比較して高くなっているものの、支出と収入のギャップが浮き彫りになった。収入が減った人(「減った」「やや減った」の合計)は21.8%、「変わらない」は60.6%だった。
1年前と比べてお金をかけていることは「食品・飲料」が33.7%、「旅行、レジャー」「外食、グルメ」が2割前後だった。「衣料品、アクセサリー」「美容、化粧品」は、女性若年層で高くなった。
「今年お金をかけたいが、我慢していることがある」と回答した人は約65%。我慢しているのは「旅行、レジャー」が29.9%、「外食、グルメ」が21.4%だった。女性10〜40代では「衣料品、アクセサリー」が3割前後、「美容、化粧品」が2割前後でやや高くなった。「旅行、レジャー」は10代と20代では低くなっている。
今後1年間の購買意欲については、高くなると思う人(「高くなる」「やや高くなる」と回答した人の合計)は1割弱にとどまった。低くなると思う人(「低くなる」「やや低くなる」の合計)は2割強、「変わらない」は66.9%だった。10代から30代では購買意欲が高まると回答する人の比率が18〜25%で、低くなると思う人をやや上回った。
消費に関する考え方について、当てはまると思うものを聞くと、「収入に見合った買い物をするべきだ」が42.0%、「必要な物かどうかをよく考えてから買う」が37.%、「話題になっているものでも、自分の趣味にあわなければ買わない」「とにかく安く経済的であることを重視する」が各3割弱だった。
「買い物をすることは楽しい」は女性で、「自分の趣味にあわなければ買わない」「必要な物かどうかをよく考えてから買う」は女性高年代層で、「お金は貯めるものだ」は10と20代で高くなった。
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