Sansan、生成AIで商談相手の経歴や仕事内容を要約する新機能を提供：商談相手の情報を網羅的に把握

Sansanは、営業DXサービス「Sansan」のユーザーに実験的な機能を無料で提供する「Sansan Labs」に、生成AIを活用した新機能「AI人物プロフィール」を実装した。

[ITmedia マーケティング]

　Sansanは、営業DXサービス「Sansan」のユーザーに実験的な機能を無料で提供する「Sansan Labs」において、OpenAIの大規模言語モデルであるGPT（Generative Pre-trained Transformer）を活用した新機能「AI人物プロフィール」の提供を開始した。これにより、企業名と氏名を入力するだけで生成AIがWeb上の情報を収集し、商談相手の経歴や仕事内容、登壇実績を要約してくれる。

AI人物プロフィールの画面イメージ（画像提供：SanSan）

商談の準備にかかる時間を削減

商談相手の人物像を知るためにはWeb上の大量の情報からその人物の経歴や仕事内容を一件ずつ確認が必要である。そのため、従来はその作成が営業担当者にとって大きな負担になっていた。新機能により、商談の準備にかかる時間を削減し、営業活動を効率化できる。

　Sansan Labsでは生成AIを採用した機能の開発を積極的に推進している。これまでにもセミナー集客メールや営業提案シナリオ、議事録の自動生成、業界動向の把握、特定の経営課題を持つ企業を検索可能にするなどの機能を提供している。