少額運用を月額固定で代行 WACULが「広告運用定額プラン」サービス提供開始LPやバナーなどのクリエイティブの相談にも対応

運用手数料は媒体費によらず月額固定。広告運用はもちろんLPやバナーなどのクリエイティブの相談にも応じる。

» 2024年07月05日 11時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 WACULは、同社が運営するフリーランスマッチングサービス「マーケターエージェント」において、厳選された運用代行者が100万円以下の広告運用を代行する「広告運用定額プラン」サービスの提供を開始した。

これまでのデジタル広告運用代行の課題とは?

 これまでデジタル広告の運用は、広告代理店が運用した広告予算(媒体費)に対して20%というようなトランザクション型が主流だった。この場合、広告代理店は広告予算が増えれば増えるほど儲かる構造になっているため、広告代理店は効果によらず広告予算を使い切り、クライアントに予算増額をさせることにモチベーションが働き、広告代理店とクライアントとの間に利益相反が起こる懸念がある。

 一方、広告代理店は広告予算が少額である場合、そもそも代行を受け付けなかったり、依頼を受けてもあまり時間を割かなかったり、広告運用のスキルの高い人材をアサインできなかったりしがちだ。その結果、適切な運用がなされず、PDCAも回らないため、成果が出しにくいのが課題だ。

 WACULが今回提供する広告運用定額プランでは、広告運用額ではなくフリーランス広告運用者の稼働時間(工数)に合わせて価格を固定することで、クライアントと広告運用者とのあいだの利益相反をなくす。また、長期契約をベースとすることで、業界経験10年以上など、厳選された人材をアサイン可能にした。

旧来型の広告運用サービスとの違い(画像提供:WACUL)

 その他、マーケターエージェントでは、SEO運用やマーケティング戦略の立案、CRM設計や構築の支援など、さまざまな悩みに対して、それぞれの領域に精通したプロフェッショナルをアサインすることが可能だ。

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