「UNIVERSE Ads」でCTVへのターゲティング広告配信が可能にUNIVERSEの保有する多種多様なデータとテレビ視聴データの相乗効果も

マイクロアドが提供する広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」は、機能拡充により、コネクテッドTVへのターゲティング広告配信が可能となった。

» 2024年05月10日 01時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 マイクロアドは広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」の機能を拡充し、インターネットに接続されたテレビであるコネクテッドTV(以下、CTV)にターゲティング広告を配信できるようになった。広告主は、UNIVERSE Adsが接続するCTVの配信面に、データプラットフォーム「UNIVERSE」の保有データを活用したターゲティング広告を配信できる。

Web広告との相乗効果でマーケティングをより効果的に

 UNIVERSEは、国内大手テレビメーカーが利用者の同意を得た上で取得するCTVの視聴データやライフスタイル系のデータなど、約210のパートナー企業やメディアからデータ提供を受けている。各種データは独自開発のデータ収集基盤によって統合的に集積・分析しており、さまざまな業界や業種に特化したデータプロダクトを提供している。

 今回のUNIVERSE Adsの機能拡充で、テレビの視聴データやライフスタイル系を中心としたメディアデータと多様なセグメントを掛け合わせて導き出したユーザーを捉えたCTV面への広告配信が可能になった。具体的な特徴は以下の通りだ。

  1. CTV面へのターゲティング広告配信:月間約3500万UBに及ぶCTVの広告配信面に対し、UNIVERSEの持つテレビ視聴データやライフスタイル系のメディアデータを活用したターゲティング広告配信が可能。
  2. 多様な広告配信のセグメント設定:視聴時間ごとにハイテレ層(テレビを高頻度で視聴者している層)やローテレ層(あまり視聴してない層)などのセグメント設定をすることが可能。また市区町村単位でのエリア指定もできる。また、CTVで広告を配信したユーザーに対してWeb広告でも訴求することで、認知率や商品理解度の促進が可能になり、CTVとの相乗効果が見込める。
  3. ブランドリフト調査:CTVとWebの両方に広告を配信することで、それらの広告配信面を比較したブランドリフト調査が可能になる。広告接触後のユーザーの商品の認知率や理解度の変化を測定できる。

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