True DataはSaaS型の消費財メーカー向け購買データ分析ツール「Eagle Eye」に「前後購買分析」機能を追加した。
ビッグデータプラットフォームを運営するTrue Dataは2024年4月1日、SaaS型の消費財メーカー向け購買データ分析ツール「Eagle Eye」の分析メニューを強化したと発表した。
Eagle Eyeは、全国のドラッグストアや食品スーパーマーケットにおける購買情報を統計化(※)し、消費者の購買行動をID-POSデータ(顧客ID付き購買データ)で分析できるツールだ。
※データは統計化した調査パネルによるもので、店舗・個人を特定する情報は一切含まれてない。
今回、新たにオプションメニューとして「前後購買分析」を追加した他、既存メニューの仕様を変更することで分析機能を強化し、消費者の購買行動をよりリアルに把握することが可能になった。
ビッグデータによる顧客理解とそこで得た知見をマーケティングや新商品開発、販売促進などの施策へ生かすことは消費財メーカーにとって重要なテーマと言える。中でも顧客軸で購買データを分析できるID-POSデータへの関心は高く、Eagle Eyeの契約社数も増加傾向にあるという。
今回、消費者が購入ブランドを変更(ブランドスイッチ)した商品をより細かく分析できる前後購買分析を追加するなど、分析メニューを強化したことで、メーカーは顧客像をより鮮明に理解し、高精度なデータマーケティングが実施できるようになった。
機能強化のポイントは以下の通りだ。
なお、前後購買分析、ブランド成長力マトリクス、時系列・累積TRはオプション契約で利用できる。
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