ネクプロがウェビナーを実施または検討している企業を対象に行った「ウェビナーにおける実態調査」の結果です。
ウェビナーマーケティング事業を行うネクプロは、ウェビナーを実施、または検討している企業を対象に「ウェビナーにおける実態調査」を実施し、その結果を公開しました。調査対象となったのは全国のマーケティング・営業部門の担当者、管理職、経営者層140人です。
ウェビナーをどのくらいの頻度で開催しているのか聞いたところ、最も多かった回答は「月に1〜2回」(45.7%)で、全体のほぼ半数を占めました。「0回」(17.9%)と「3〜4回」(15.0%)を合わせると8割近くを占めることになります。
多くの企業ではウェビナーの運営体制が比較的小規模であることも分かりました。特に「1人」または「2人」でウェビナーを運営している企業が全体の約65%を占めています。
ウェビナーの平均集客数(自社単独開催の場合)は、企業ごとイベントごとに異なるようです。集客数の範囲で最も多いのは「31〜50人」で、これは中規模のウェビナーが多いことを示しています。「11〜20人」「21〜30人」も比較的多く、小規模でも効果的なウェビナーが実施されていることがうかがえます。一方で、「151〜300人」以上は全体の20%未満でした。
ウェビナー経由で生まれる商談の数は、月間1〜5件が最も多く全体の70.7%でした。また、毎月ウェビナーから受注に至っている企業では、平均15件の商談を生み出しているとも分かりました。
ウェビナーにかける広告予算は「0円」(36.4%)が最多で、多くの企業が比較的低コストでウェビナーを実施しています。一方で、11万円以上をウェビナーに投じている企業は約25.7%と少数にとどまりました。
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