複数のWeb広告プラットフォームでの広告効果を一元管理する機能が、B2Bでニーズの増大しているMicrosoft広告に対応した。
WACULは、デジタルマーケティングのPDCAを支援する自動データ分析・改善提案ツール「AIアナリスト」の広告レポート機能において「Microsoft広告」とのデータ連携を開始したことを発表した。AIアナリストには無料版と有料版があるが、今回の機能アップデートはいずれにおいても適用される。
AIアナリストの広告レポートは、複数のWeb広告プラットフォームでの広告効果を一元管理することで、広告全体のパフォーマンス向上を支援するものだ。すでに「Google広告」「Yahoo!広告」「Facebook広告」とは連携している、特徴は以下の通りだ。
獲得数や獲得率、獲得単価、利用金額といった広告の主要指標を、媒体ごとと媒体合算の両面から網羅的に把握できるようになっている。複数の媒体から収集されたデータを、統合されたレポート形式で可視化し、これにより、Web広告全体の配信状況や獲得状況を簡潔に把握することが可能だ。
広告グループを「指名」「一般(検索)」「リターゲティング」「その他」のカテゴリに分類し、各グループごとの配信データを把握できる。
各広告媒体において、広告グループ、広告キャンペーン、広告キーワード(検索広告のみ)、検索クエリ(検索広告のみ)の各項目を切り口としてデータを照会できる。各パネルのデータは、特定の広告媒体に絞り込んで表示することが可能。
このほどMicrosoft広告とのデータ連携にも対応したことで、Microsoft広告の配信データを広告レポートの画面上で確認できるようになり、より包括的かつ効果的な広告管理が可能となった。
ビジネスを成長させるための広告戦略の重要性がますます高まる中、Bing検索やその他Microsoftが提供するサービス上への広告掲載が可能なMicrosoft広告は特にB2B向けビジネスにおいて需要が高まっている。
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