ログリーがデータプラットフォーム事業を開始。
ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」を提供するログリーはインテントデータプラットフォーム「LOGLY Sphere」を開発し、データプラットフォーム事業を開始した。
インテントデータとは、顧客や見込み客が製品やサービスを購入する意図や興味を示すデータのことで、具体的にはオンラインでの検索、Webサイト訪問、クリックなどの行動から収集される情報を指す。ログリーはCookieに依存しない広告配信技術として、2020年12月より「インテントキーワードターゲティング」を導入している。
LOGLY Sphereはこの技術を応用しており、企業が自社のファーストパーティーデータとAIを活用することでポストCookie時代においても継続的にデータドリブンなマーケティング施策ができるようにする目的で開発したものだ。LOGLY Sphereの特長は以下の通り。
なお、LOGLY Sphereでは個人を特定する個人情報は取り扱わず、ユーザーのプライバシー保護を最優先に考えた上で行動履歴や購買履歴を活用する。
今後は、データプラットフォームを活用した事業展開を行う予定で、現在B2C向けの広告ソリューションやB2B向け業務改善ソリューションの開発中だ。また、マーケティングやプロモーション領域にとどまらず、生産や流通領域で業務効率化に活用できる需要予測データや金融領域で投資判断に活用できるオルタナティブデータなどを取りそろえる意向で、さまざまな業界におけるインテントデータの研究開発パートナーを募集していく。
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