サイバーエージェント次世代生活研究所が「2023年Z世代SNS利用率調査」を実施。今回はZ世代が利用しているSNSおよび各世代のSNS利用率や認知率に関する調査結果を紹介します。
サイバーエージェントは、インターネット広告事業で次世代のマーケティング施策立案の支援を行う「サイバーエージェント次世代生活研究所」において、「2023年Z世代SNS利用率調査」を実施しました。
同調査結果によると、Z世代(15〜25歳)のSNS利用率1位は「Instagram」、2位は「X(旧Twitter)」、3位は「TikTok」でした。InstagramはZ世代の75.6%、26歳以上の51.3%が利用しています。Xの利用率はZ世代が71.7%、26歳以上が52.3%でした。TikTokはZ世代の51.9%、26歳以上の20.4%が利用しています。なお、今回の調査項目の中で唯一、上の世代の利用率がZ世代を上回ったSNSは「Facebook」(Z世代8.9%、26歳以上22.8%)のみとなりました。
サイバーエージェント次世代生活研究所が前年に実施した調査(調査期間:2022年9月29日〜10月1日)では、Z世代のSNS利用率1位がTwitter、2位がInstagramであったことから、この1年間で首位が入れ替わったことが分かります。また、TikTok利用率は大幅に躍進しました。
SNSの認知率について、Z世代の利用率上位3つは、世代を問わず9割以上が認知しています。また、Facebook以外のSNSは全てZ世代がその上の世代よりも認知率が高い結果となりました。
Z世代とその上の世代との認知ギャップが最も大きいのは、リアルな日常を投稿するSNS「BeReal」で、45.3ポイントの差がつきました。次いで認知率の差が大きいのは、Metaのテキスト型SNS「Threads」(33.6ポイント差)でした。以下、コミュニケーションアプリ「Discord」(32.5ポイント差)、位置情報共有アプリ「whoo」(30.3ポイント差)、画像・動画投稿アプリ「SnapChat」(26.4ポイント差)と続きます。なお、これら4つのSNSのZ世代における認知率はいずれも5割を超えています。
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