「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」でモバイル部門の審査員を務めた電通の田中直基氏と、2021年に同部門の審査員を務めたI&COの高宮範有氏の対談をお届けする。
2023年6月19日から23日の5日間、世界最大級の国際広告賞「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル2023」(以下、カンヌライオンズ2023)が開催された。
フランスのカンヌ市で毎年開催される国際映画祭の影響を受けて劇場CMの業界団体であるSAWAが初めて国際広告フィルム祭を立ち上げたのは1954年のこと。70回目の開催となった今回は、全30部門で2万6992点の作品がエントリーがあった。
受賞作の傾向について、モバイル部門で審査員を務めた電通の田中直基氏(Dentsu Lab Tokyo コピーライター/クリエイティブ・ディレクター)と2021年に同部門の審査員を務めたI&CO Tokyo共同代表の高宮範有氏が総括した。前後編でお届けする(以下、文中敬称略)。
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