中華圏向けマーケティング施策に欠かせないSNS「RED(小紅書)」。訪日インバウンド完全復活を見据え、日本小売業も既に公式アカウントを通じて情報発信に努めているようです。
月間アクティブユーザー2億人を突破した中国発のライフスタイル共有アプリ「RED(小紅書)」は、中華圏向けマーケティング施策に欠かせない重要チャネルです。ユーザーのメイン層は20〜30代女性。上海や北京、広州、深セン出身の消費力の高いユーザーが多く、商品購入やサービス契約前の情報検索サービスとしての役割も強まっています。
アライドアーキテクツが運営する中国マーケティング情報メディア「中国マーケティングラボ(CNMLab)」は、2023年7月18日時点の「REDアカウントフォロワー数ランキングTOP10」を発表しました。今回発表したランキングは「日本小売業」「日本古物商」「日本人単独女性」「日本人単独男性」「在日中国人女性」「在日中国人男性」「日中カップル」の全7部門です。
日本小売業(公式認証されているアカウントに限定)で圧倒的フォロワー数を誇ったのは「マツモトキヨシ」。2022年7月から投稿が開始され、同年12月からしばらくの間投稿がストップしていましたが、2023年5月に投稿が再開され、現在フォロワー数は18万8000人と、2位以下に大差をつけました。また、第4位のロフトは2023年7月にRED公式アカウントを新規開設し、1カ月もたたないうちに1万6000人のフォロワーを獲得し人気アカウントとなっています。
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