アフターコロナは「レストラン」「旅行」の消費が拡大――デロイト トーマツ コンサルティング調査：今日のリサーチ

アフターコロナの購買意欲は「ウチからソトへ」と向かいつつあるようです。

[ITmedia マーケティング]

　デロイト トーマツ コンサルティングは、全国の20〜79歳の男女5000人を対象に2023年度「国内消費者意識・購買行動調査」を実施しました。同調査は2022年に続いての実施。今回は新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が収束し、さまざまな混乱や制約から解放された消費者の価値観・マインド、購買行動の決定要因などを把握することを目的としています。

　消費金額の変化を商品カテゴリー別に聴取したところ、「レストラン」と「旅行」は、1年前と比較して「消費金額が増えた／大幅に増えた」とする層が拡大しました。金額が増えた理由としては「外出への不安が減った」が最も多く、レストランでは3割、旅行では4割を占めています。

前年と比較した商品カテゴリー別の消費金額の変化（出典：デロイト トーマツ コンサルティング、以下同）

「フードデリバリー」は減少、ただし理由は在宅勤務の減少よりもむしろ……