2023年の旅行需要は回復基調にあるものの、円安や物価高の影響から海外より国内志向が強いようです。一方、訪日インバウンドは順調です。
American Express International(アメリカン・エキスプレス)は、日本を含む世界7カ国で実施した旅行に関する意識調査を基に「アメリカン・エキスプレス・グローバル・トラベル・トレンド・レポート」を発表しました。これによると、日本の回答者の46%が2023年は2022年と比べて「旅行に出かける回数を増やす」予定で、うち50%が少なくとも「3回以上」の旅行を計画していることが分かりました。とはいえ、近年の物価高の影響で旅行の計画を「海外ではなく国内に変更」した日本の回答者は29%に達し、海外旅行に対しては慎重になっているようです。
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