統合型マーケティング支援市場 2021年度は前年度比16.7％増、2022年度も同14.5％増の予測――ITR調査：今日のリサーチ

統合型マーケティング支援製品（MA：マーケティングオートメーション）の市場規模は堅調に拡大し続け、2026年度にはB2B向けとB2C向けを合わせて現在の2倍近い400億円を突破しそうです。

[ITmedia マーケティング]

　独立系ITコンサルティング・調査会社のアイ・ティ・アール（以下、ITR）は、国内の統合型マーケティング支援（MA：マーケティングオートメーション）市場のB2B、B2C別の規模推移と今後の予測を発表しました。ここで言う統合型マーケティング支援とは、マーケティング活動全般を支援する製品で、マーケティングプランニング、見込み客管理、カタログ管理、パーソナライゼーション、キャンペーン管理、イベント管理などの機能が含まれます。また、取引の対象とする顧客の属性により、B2BとB2Cに市場を分けています。

　2021年度の国内の統合型マーケティング支援製品の売り上げ総額は234億5000万円で、前年度比16.7％増と高い伸びとなりました。

統合型マーケティング支援市場の規模推移および予測（出典：ITR）

B2B向けもB2C向けも堅調な伸び