ブラックフライデーの「勝ち組」と「負け組」（2022年版）：Marketing Dive

前回に引き続き、2022年のブラックフライデーを振り返る。

[Dani James，Marketing Dive]

　米国では11月の第4木曜日は感謝祭の日（サンクスギビングデー）。その翌日の金曜日は感謝祭のプレゼント用商品の売れ残りセールが行われる伝統があり、小売店が繁盛することから「ブラックフライデー（黒字の金曜日）」と呼ばれる。近年はさらにその翌週の月曜日にネットショップを営む各社が「サイバーマンデー」を仕掛けるようになり、その期間も「サイバーウイーク」へと拡大して、大きく消費が動くホリデーショッピングイベントと化している

編注：本稿は「2022年『ブラックフライデー』大反省会　BNPL（後払い決済）の躍進は朗報なのか？」の続きです。

モバイルコマースが躍進、カーブサイドピックアップは意外にも低迷？

　2022年、コロナ禍に続いてブランドと消費者を襲ったのがインフレだ。経済環境が変化する中でも、BNPL（後払い決済）など、ホリデーショッピングで成功を収めたサービスもある。前回に引き続き、関連プレイヤーの動向を振り返る。