不確実性が高まる中、明るい先行きを思い描きにくいことが人々の不満の根底にあるようです。
日々の暮らしの中でモヤモヤや違和感、不満を覚えることはよくあるものです。「不満買取センター」を運営する Insight Techが発表した「2022年を象徴する不満ワード」によると、2022年は多くの人が「値上げ」に不満を感じていたことが分かりました。
2021年はワクチンなど新型コロナ感染症関連の不満ワードが上位を占めましたが、2022年は物価や円安、節電などもランクイン。所得が増えにくい中で食品や生活必需品の値段、ガソリン代や光熱費などが値上がりし、生活者の不満が高まっていることがうかがえます。
また、ロシアによるウクライナ侵攻が長期化していること、北朝鮮によるミサイルの発射が続いたことなどもあってロシアやウクライナ、戦争、北朝鮮、プーチン、ミサイルといった不満ワードもランクインしています。不安定な国際情勢に不安を覚える人たちが多く、その不安が不満につながっている構図が見て取れます。
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