著者は今、気象データを活用した広告の提供に注力しています。それは単にサードパーティーCookieの代替ソリューションにとどまらず、忘れられがちだった「良質な広告体験」を取り戻すきっかけになり得ると信じるからです。
広告業界に身を置く私自身、メディアを利用・視聴する立場になれば、広告を積極的に見たいとは思いません。一方で、多くの人達は何かしら商品やサービスを提供することをなりわいとして生活しています。つまり、商品やサービスに対する認知を広め、顧客を増やしていくことは、人々の生活を支えるために必要な行為であり、その手段の一つとして、今後も広告には一定の、そして(期待も込めて)重要な役割を果たすことが求められていくはずです。
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