連載
» 2022年05月18日 08時00分 公開

複雑化するマーケティング、CMOがまず着手すべきこととは?これからのデジタルマーケティングを切り開く「運用型クリエイティブ」入門

本連載では、これからのデジタルマーケティングで継続的に成果を創出するために必要な新しい方法論としての「運用型クリエイティブ」についてお伝えします。

[田岡凌,リチカ]

 こんにちは。クリエイティブテックカンパニー「リチカ」でCMO(最高マーケティング責任者)を務めている田岡凌です。この連載では、さまざまな困難を乗り越えてこれからの時代を生き抜こうとするマーケター、CMOの方に向けて、これからのデジタルマーケティングのよりどころとなり得る「運用型クリエイティブ」の考え方をお伝えします。

 現代のマーケティングは極めて複雑化しています。一つの商品、サービスを顧客に届けるまでに多くのチームを巻き込み、さまざまなアクションを同時進行で行わなければなりません。予算のアロケーション(配分)をどうするか、デジタルにどう取り組むのか、新しい技術障壁や規制にどう対応するのか、決めなければいけないこともたくさんあるでしょう。業績が悪化し唐突に認知施策に奔走することになったり、新しいツール導入をしても成果が出なかったり、そもそも成果が測れていなかったりと、つまずくことも少なくないはずです。

 まずは今回、デジタルマーケティングに関わる人々が抱える課題と今日のマーケティングトレンドについて、あらためて整理してみましょう。

CMOはパーフェクトストームに直面している

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