どの企業Webサイトが分かりやすく使いやすいのか、全15業界150社のユーザビリティを評価しています。
デジタルマーケティング支援事業を展開するトライベックは2021年9月下旬から12月上旬にかけて、全15業界150サイトの使い勝手や安全性といったユーザビリティを評価、このほど「Webユーザビリティランキング2022<企業サイト編>」として公表しました。今回のユーザビリティランキングスコアの平均は、74.88点。前年比で2.11ポイント上昇しました。
今回のトップは大日本印刷、2位以下に清水建設、UQコミュニケーションズなどが続きました。大日本印刷はターゲットユーザーの来訪目的を意識した情報配置・導線設計により「ユーザーが欲しい情報を直感的に探索できること」が高評価につながりました。2位の清水建設は、サステナビリティコンテンツを環境・社会・ガバナンスの3つの軸で分かりやすく訴求しているところ、3位のUQコミュニケーションズは、ユーザーを意識した導線設計と情報発信が評価されました。
今回は従来の評価項目に加え、SDGs(持続可能な開発目標)などサステナビリティーコンテンツの訴求を判定する項目やCookie利用に応じて個人情報保護の順守に関して判定する項目、Googleの新指標「Core Web Vitals」への対応を判定する項目の3点が追加されたことにも注目です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.