メンタルへの影響、政治利用やプライバシー問題など逆風のさなか、ついにSNSは「終わりの始まり」を迎えたのでしょうか。
スウェーデンの精神科医であるアンデシュ・ハンセン氏の著書「スマホ脳」(新潮社)が2021年のベストセラー新書として再度注目を集めています。電車通勤のお供といえばスマホという方も多いことでしょう。そして、電車とスマホの組み合わせといえば「SNSの閲覧と書き込み」がいまだに日本の定番でもあります。
Statista Digital Economy Compass(外部リンク/英語)によると、2021年の1日当たりのソーシャルメディア利用時間は世界平均で142分。2012年が90分だったことを考えれば、私たちが日常生活の中でSNSに割く時間ははるかに大きくなっていると言えます。
が、成長率の観点でいえば、さすがに緩やかになってきていることは否めません。特にこの3年に限っては頭打ちの傾向が表れています。下記のインフォグラフィックをご覧ください。
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