「画面見えてますか?」 時代の人気者「Zoom」が見せる脅威的な成長に注目。
コロナ禍を経てすっかり市民権を得たリモートワークや在宅勤務。Zoom Video Communications(以下、Zoom)のWeb会議ツール「Zoom」をはじめとする各種ビデオ会議ツールの恩恵により仕事がはかどっていることに疑いはありません。読者の皆さんは「いま、画面見えていますか?」と1日に何回言いますか。
Zoomといえばセキュリティへの懸念や中国当局との関係が問題視されたこともありますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックがもたらした変化の中で、世界中の人々が大きな恩恵を受けていることは言うまでもありません。在宅勤務でも高い生産性を維持していることはもちろん、国境が閉鎖されている中で同僚や恋人との連絡手段として、Zoomを活用している人は少なくないでしょう。あるいはオンラインでの習い事への活用など、ビデオ会議の用途はさらに広がり、中でもZoomは最も人気のある選択肢の一つとなっています。今回は、2020年のブランド認知躍進ランキングでトップの座についた(外部リンク/英語)に注目してみます。
2021年1月末の第4四半期決算で、Zoomは売上高の記録を更新しましたが、続いて2022年度の売上高ガイダンスを39億7500万ドルから39億9000万ドルの間に引き上げることを発表しました。この強い見通しの裏付けとなるような、以下のグラフを見てみましょう。
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