HubSpotのCRMプラットフォーム5つ目のHub(製品群)となる「Operations Hub」がリリースされた。
HubSpot Japanは、既存の「Marketing Hub」「Sales Hub」「Service Hub」「CMS Hub」に続く新たなHubSpot CRMプラットフォームの構成製品として「Operations Hub」の提供を開始した。
テクノロジーの進化により企業が使用する業務支援ソフトウェアの数は年々増加しており、マーケティング、営業、カスタマーサービスなど顧客と接する現場への導入も進む。それに伴い、各プロセスにおける業務オペレーション構築やツールの整備、レポート作成などを担うオペレーション部門が重要になっている。
しかし、多くのオペレーション部門が後方支援に位置付けられることで活動のインパクトが社内の問題解決や仕組み最適化にとどまっているという課題がある。また、営業やマーケティングなどのチームごとにオペレーションが分断されることで一貫性のある顧客体験が提供できていないことも多い。
Operations Hubはこれらの課題を解決し、社内オペレーション機能の統合を支援するものだ。2019年に買収したiPaaS(Integration Platform as a Service)企業のPieSyncのテクノロジーを基に必要な情報を一元管理し、部門間連携の強化とサイロ化の防止、自律的な業務プロセスの構築を担う。
Operations Hubの主な機能は以下の通りだ。
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