Instagramがコロナ禍で苦境の飲食店を救うためにやっていること中小ビジネス支援の取り組みを強化

Facebook JapanはInstagramで飲食店を含めた中小ビジネスを支援するためのさまざまな施策を行っている。関連機能について紹介する。

» 2021年04月22日 16時00分 公開
[鈴木朋子ITmedia]

 Facebook Japanは2021年4月21日、メディア向けラウンドテーブルをオンラインで開催した。今回はFacebookとInstagramの近況および最近の注力分野である中小ビジネス支援の取り組みについて、Facebook Japan代表取締役の味澤将宏氏が説明した他、パートナー企業からゲストを迎えたパネルディスカッションも実施した。本稿ではハイライト部分を紹介する。

ビジネス活用が進むFacebookファミリーアプリ

 味澤氏は冒頭、Facebookのファミリーアプリ(Facebook、Instagram、WhatsApp、Messenger)の月間アクティブ利用者(MAP:Monthly Active People)数が好調に推移しており、33億人に達したと語った。これは前年比14%プラスで、2020年9月末時点から1億人も増加したことになる。また全世界で毎月2億以上のビジネスがファミリーアプリを利用しているという。

ファミリーアプリの利用者数は33億人に増加した(出典:Facebook Japan、以下同)

中小ビジネスを支援する新機能

 Facebook Japanは現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で困難な状況に置かれている中小ビジネスの支援に注力している。特に積極的なのが、営業時間短縮などで売り上げが低迷する飲食店に対する支援だ。

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