MOON-X長谷川 晋氏が語る共創アプローチ 日本発D2Cブランドを続々と生み出すためにやっていること起業から1年半

フェイスブックジャパン代表取締役を退任して日本発のマルチブランドを展開するMOON-Xを立ち上げた長谷川 晋氏。創業から1年半を経ての思いとこれからについて、事業戦略共有会で語った。

» 2021年03月15日 19時00分 公開
[織茂洋介ITmedia マーケティング]
MOON-X CEO/共同創業者の長谷川 晋氏

 元フェイスブックジャパン代表取締役の長谷川 晋氏が2019年に創業したMOON-Xは、これまでにクラフトビールの「CRAFT X」とスキンケア製品の「SKIN X」「BITOKA」という3つのD2Cブランドを立ち上げた。いずれも順調に成長しており、外部メディアのアワードを受賞するなど評価も高い。

 「1年半でこだわりたいことがより鮮明になった」

 2021年3月12日にオンラインで開催した事業戦略共有会の冒頭、長谷川氏はそう語った。同社が掲げるビジョンは「作り手とお客様との共創を通じて新しいJAPAN BRANDを次々と確立する」というものだ。長谷川氏はこれまでのキャリアの中で、P&Gでモノづくりとマーケティングを学び、楽天ではEコマース、Facebookではコミュニケーションというデジタルプラットフォームの力を目の当たりにした。そして現時点の集大成としてMOON-Xで目指すのが、テクノロジーを活用しつつ日本らしい「こだわりのモノづくり」を体現したブランド群の創出だ。

「共感」「共創」「感動」

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