「Webサイトのデジタルマーケティング実力評価診断」 エクスペリエンスとNexalがサービス開発6つの評価軸でB2Bサイトを診断

エクスペリエンスとNexalがそれぞれに長年手掛けてきたコンサルティングの知見を生かし、デジタルマーケティングの根幹となる「B2B商品サイト・ソリューションサイト」の実力を診断する。

» 2021年03月03日 17時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 マーケティング戦略コンサルティングを手掛けるNexalは、大手企業のWebサイトのコンサルティングを行うエクスペリエンスと共同で「Webサイトのデジタルマーケティング実力評価診断」を共同開発、2021年3月3日よりサービス提供を開始した。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で展示会開催によるリード(見込み客)獲得が困難になるなど、製造業などのB2B企業のマーケティング・セールス活動に大きな支障が出ている。そうした中、これまで対面活動を基本としてきた企業においても、デジタルマーケティングが重視されるようになりつつある。

 しかし、企業のWebサイトがコミュニケーションの土台として重要性を増しているにもかかわらず、来訪者の閲覧目的によってコンテンツが「最適化・充足化」できているWebサイトは、まだそれほど多くはない。今回のサービスは、Webサイトの実力を客観的に診断することで、企業が課題を把握することを助けるものだ。

 診断における評価軸は以下の6カテゴリーだ。

  1. 集客力
  2. 接客力(UI/UX、ユーザビリティ視点)
  3. 接客力(コンテンツ、機能視点)
  4. コンバージョン、追客力
  5. コンプライアンス対応力
  6. 運用力

 導入に当たっては、申し込み後3〜5日間の事前調査準備を経て、上記6項目の状況を把握するための事前質問・ヒアリングを実施(1〜2週間)。その後4週間かけてWebサイト評価を実施する。発注から約2カ月後に評価結果の報告会を開催し、診断レポートを納品する流れだ。レポートでは採点評価とともに課題リストと改善ポイント、その優先順位を一つ一つ明示。これを基に次の施策やアクションにつなげることができる。

結果レポートのサンプル

 サービス提供価格は1診断、1社1レポートで300万円(税別)。事業単位や個社別に診断を希望する場合は個別相談となる。

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