デジタル変革(DX)における不十分な事業部間連携は業績低下につながるというAccentureの最新調査結果です。
Accenture日本法人のアクセンチュアは最新調査レポート「デジタル変革の投資を最大化する5つの指針:部門の枠を超えたコラボレーションがもたらす効果」を公開しました。
調査は2020年2月に実施され、公開されている財務情報の他、日本を含む11カ国の経営幹部1550人(製造および産業関連企業のR&D、エンジニアリング、生産、サプライチェーンの各部門)に対するアンケート調査を基にレポートが作成されました。
調査では、回答した経営幹部の75%が、「デジタル変革(DX)において、事業部門同士が協力し合うのではなく、むしろ競い合うことが多い」と考えていることが明らかになりました。この数字を日本企業だけに限って見ると72%。デジタル変革に取り組む多くの企業が、部門間調整によって発生する無駄なコストが増大し、収益を引き下げていることが分かります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.