調査リポート
» 2020年06月10日 21時00分 公開

今日のリサーチ:世界で最も物価が高い都市は?――2020年マーサー世界生計費調査

最も物価の高い都市となったのは香港。東京は3位でした。

[ITmedia マーケティング]

 組織・人事変革コンサルティングなどを手掛けるMercer(マーサー)は、「2020年世界生計費調査(Cost of Living Survey)都市ランキング」の結果を発表しました。

 26年目となる今回の調査は世界400都市以上で実施しており、そのうち209都市の住居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、娯楽費用などを含む200品目以上の価格を比較しています。この調査結果は多国籍企業や政府機関が海外駐在員の報酬や手当を設計する際に利用されています。今回のランキングにおいては、ニューヨークを100とした場合の各都市の指数を比較。基軸通貨は米ドルとしています。

 2020年調査で、最も物価の高い都市となったのは前年と同じく香港。2位はトルクメニスタンのアシガバートでした。前年2位だった東京は1つ順位が下がり3位でした。

上位10都市中6都市はアジア

 米国はドルの価値が上がったことにより米国の都市における海外赴任者のコストは上昇。ニューヨーク(6位)を筆頭にサンフランシスコ(16位)、ロサンゼルス(17位)、ホノルル(28位)、シカゴ(30位)などが上位にランクインしています。

 欧州ではチューリッヒ(4位)をはじめ、2019年から4つ順位が上がったベルン(8位)、同じく4つ順位を挙げたジュネーブ(9位)がトップ10入りしています。EU主要国ではパリ(50位)、ミラノ(47位)、フランクフルト(76位)などは順位を下げています。EU離脱が決定した英国は現地通貨であるポンドが主要なグローバル通貨に対して価値を上げており、ロンドン(19位)など主要都市で順位が上がっています。

 中東ではテルアビブ(12位)やドバイ(23位)、リヤド(31位)、アブダビ(39位)などの物価が高くなっています。アフリカではチャドのンジャメナ(15位)が最も順位の高い都市となりましたが、チュニジアのチュニス(209位)は、この地域だけでなく全体で最も物価の低い都市になりました。アジアからはトップ10に6都市がランクインしています。

 上位と下位それぞれ10都市のランキングは以下の通りです。

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