YextがAdobe Experience Cloudと連携、DKMプラットフォームに蓄積されたデータを活用して検索体験を向上より良い顧客体験のために

Yextの管理する構造化データをAdobe Experience Cloudで活用することで、コンテンツを検索されやすくし、ブランドのコントロールを強化するための簡単な方法を企業に提供する。

» 2019年04月09日 20時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 デジタルナレッジ管理(DKM)プラットフォームを提供するYext(イエクスト)は、Adobe Systemsとの提携を発表した。これにより、Yextに保管したブランドに関するデータをAdobe Experience Cloudの4つの製品と連携させることができるようになった。

  • Adobe Experience Manager:Web CMS(コンテンツ管理)製品であるAdobe Experience Managerと連携することにより、ブランドはYextに保管された情報(ナレッジ)を自社Webサイトに提供できるようになる。これにより、ロケーション、人、イベントに関するページを作成して、Yextから一元的に更新できるようになる。
  • Adobe Campaign:クロスチャネルキャンペーン管理製品であるAdobe Campaign経由で口コミのリクエストを送信し、企業の口コミ戦略の効率化を実現できるようになる。
  • Adobe Analytics:Yext Analyticsで測定した、検索エンジンから音声アシスタントまで、サードパーティーのサービスにおけるパフォーマンス情報をAdobe Analyticsに同期。
  • Adobe Target:自動パーソナライゼーション機能を提供するAdobe TargetをYext Pagesで利用することで、企業がYext Pagesを最適化し、パーソナライズされたコンテンツやCTA(Call to Action)でコンバージョンを促すことができるようになる。Yext PagesからのインサイトはWeb、モバイル、IoT(Internet of Thing)からの他のインサイトと同様にAdobe Targetダッシュボードに表示される。

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