「Tableau 2018.2」がリリース、7桁郵便番号のジオコーディング対応など機能強化拡張APIも登場

Tableau Softwareは新バージョン「Tableau 2018.2」を発表した。

» 2018年08月08日 23時30分 公開
[ITmedia]

 Tableau Softwareは新バージョン「Tableau 2018.2」を発表した。このリリースでは地図情報を提供するインクリメントPとのパートナーシップにより、地図データベース「MapFan DB」の地図データ及び各種位置情報コンテンツを採用。日本の7桁の郵便番号が表す地点情報を自動的に地図上にマッピングできるようになった。

 また、新たに拡張APIが導入され、Tableauのダッシュボードにサードパーティーの機能を直接ドラック&ドロップすることが可能になった。これにより例えば高度な予測モデルを既存のダッシュボードに追加でき、自身で拡張機能を構築してカスタムの機能を作成することも可能になる。

 新しく鍵出されたエクステンションギャラリーではTableauのパートナーが作成したさまざまな拡張機能がそろっており、開発者やパートナーは拡張APIを活用して新機能を作成し、自由にカスタマイズすることができる。一方、IT管理者は実行が許される拡張機能を完全に制御し、データガバナンスとセキュリティを確保できる。

 新バージョンではこの他、Tableau Serverのユーザーが直接ブラウザからTableau Serverの管理を行えるようになる「Tableau Server Manager」や、空間データのデータソースを結合できる機能、モバイル機器上でのデータ分析がさらに利用しやすくなる書式設定ツールなどを実装している。

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