ソーシャルライブコマース「Live Shop!」に“逆オークション”機能：コマースをエンゲージメントに

Candeeは、同社が運営するソーシャルライブコマース「Live Shop!」に「逆オークション」機能を追加した。

[織茂洋介，ITmedia マーケティング]

　Candee（キャンディ）は2018年4月4日、同社が運営するソーシャルライブコマース「Live Shop!」に「逆オークション（以下、逆オク）」機能を追加した。

　Live Shop!は、出演者が配信中に紹介した製品を購入できるライブ動画番組。単に物販だけでなく双方向のコミュニケーションを提供することで、視聴者（参加者）とのエンゲージメントを高めることができるのが特徴だ。

　通常のオークションの仕組みでは、売り手と買い手は1対nの関係にあり、売り手が示したスタート価格を上回る価格で買い手が入札し、買い手同士の競争が繰り返された結果、最高価格で取引される。これに対して逆オクでは、売り手が最初に上限価格を提示し、設定された時間内で競り下げていく仕組みだ。ここでは最初に応札した1人（つまり、それが最も高い金額を付けた人ということにもなる）が商品を購入できることになる。時間が経過するほど価格は下がるが、一方で落札できる確率も下がるというわけだ。