アプリを離脱したユーザーに「やめた理由」をリサーチ、ポップインサイトとMAppsがサービスを試験提供利用状況から対象者を選定

ポップインサイトはマーケティングアプリケーションズと共同で、スマートフォンアプリにおける離脱ユーザーリサーチサービスの試験的提供を開始した。

» 2017年08月29日 12時30分 公開
[ITmedia マーケティング]

 メンバーズ子会社でユーザー調査ツールを開発するポップインサイトは、マーケティングリサーチのクラウドサービス「Marketing Applications」などを提供するマーケティングアプリケーションズ(以下、MApps)と共同で、スマートフォンアプリにおける離脱ユーザーリサーチサービスの試験的提供を開始した。

 本サービスは、MAppsが保有する約150万人の会員の中から、固有の識別ID(IDFAなど)と行動データを基に、実際にアプリを離脱したユーザーを特定して「なぜ離脱したのか」リサーチを行う。リサーチ手法は電話インタビューなどの定性調査、アンケートの定量調査いずれも可能。

サービスの概要《クリックで拡大》

 モバイルアプリを活用したマーケティング施策を展開する企業にとって、インストールされたものの起動されないアプリをいかにアクティベートするかは重要な課題となっている。にもかかわらず多くの企業では課題や施策が仮説止まりで、根拠が不明瞭なまま戦略を立案しているケースや、ボトルネックの箇所の把握だけにとどまっているケースが散見され、離脱要因の検証が十分にできているとはいえない。本サービスでは、実際にアプリを離脱したユーザーに理由を聞くことで本質的な課題を探り、アプリ改善の指針とすることができる。

 料金は、要件によって個別に見積もり。約50万円から。

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