DSP「Logicad」がTealiumのリアルタイム顧客データプラットフォーム「Universal Data Hub」と連携リアルタイムな統合データと人工知能を活用した広告配信の融合

ソネット・メディア・ネットワークスは、DSP「Logicad」において、Tealiumが提供するリアルタイム顧客データプラットフォーム「Universal Data Hub」との連携を4月19日より開始した。

» 2017年04月20日 15時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

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 ソネット・メディア・ネットワークスは、DSP「Logicad」において、Tealiumが提供するリアルタイム顧客データプラットフォーム「Universal Data Hub」との連携を4月19日より開始した。

 近年、企業におけるデジタルマーケティング活動は、複数のマーケティングシステム(ツール)と連携し、顧客エクスペリエンスを構築している。複数のシステムが所有する機能を最大化するためには、データによる実装、テスト、最適化、活性化が必要不可欠であるが、一方で自社内の各部署で所有するデータの統合をはじめ、Webページやモバイルアプリに埋め込む複数のタグを一元管理するためのタグマネジメントが課題となっている。 Tealiumが提供するUniversal Data Hubは、1000以上のマーケティングシステム(ツール)と連携し、全世界700社以上の企業・団体が利用しているタグマネジメントツール。多様なマーケティングタグを一元管理することで、システム、ツールを超えて統合されたユーザープロファイル構築。またユーザープロファイルデータを基にコネクタを通じてさまざまなマーケティングサービスと連携し、データ収集からマーケティングアクションまでのプロセスをリアルタイムで実現する。

 企業のマーケティング担当者は、自社のマーケティングシステム(ツール)に分散したデータをUniversal Data Hubによって、リアルタイムに収集、統合、管理することで、顧客に向けたアクションの定義を行い、統合型マーケティングへの改善が図れる。

 今回の連携によりUniversal Data Hubの統合データから、Logicadが接続する月間約2000億のインプレッションの在庫に対する広告配信が可能になる。さらに約3億UBのデータを高速解析するリアルタイムビッグデータ処理技術や、人工知能「VALIS‐Engine」(ヴァリスエンジン)を生かした配信による広告効果の向上も期待できるという。

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